Universal Energy Pattern
∞宇宙は時間と空間から成る∞
タオの人たちは宇宙のエナジーは12のユニークな動きと育成、満ち引きのある波のような干潮のサイクルとなっていて、この氣の移り変わりは宇宙の法則として存在するということを発見しました。このシンボルを「十二消息掛」と呼び、英語では12 tidal hexagramsと呼びます。
途切れることのないエナジーの変化
朝から夜へ 一日のサイクル
冬から春へ 季節の移り変わり
幼年期から老年期への移行。。
これらのシンボル~自然宇宙のエナジーのサイクル~の知恵を、人生を調和を持って暮らすために活用できます。
まだ宇宙との繋がりが濃かった子供の頃の氣の状態。。
大人になるにつれて陰に傾く私たちの氣の身体。。
大人になってからも氣の状態を若返らせることができるよ♪
とタオの人たちは教えてくれています。
純陽から生まれ純陰に至りて死ぬ。気の観点での一生は、生まれたときの純陽の氣の状態から純陰~陰が極まると死に至ると考えます。
人間は、本源的な生命エネルギーから誕生したばかりの生き生きとした状態にもう一度近づくことができるのです。生まれてくる元となった純粋なエネルギーの状態に回帰していくのです。そしてその結果、未病を防ぎ、(病気を癒し)健康を促し、長寿を全うすることができるようになるのです。そして、通常「陽」から「陰」にしか流れない人間の「気」の移り変わりをリバース、逆向きにコントロールし、タオヨガで生命を養う=「陽の氣」を増やして純陽の存在にもう一度戻していく。それが、タオヨガの心身の修養であり、純陽の存在に近づくことが、心の悟りを開き聖なる自己に開いていくこと、仙人(=聖なる自己)になっていくことなのです。
古代タオの人たちは、一日を12からなる時間に分けていました。
☟12の氣時間。それぞれの時間は12支と経絡に対応します。
それぞれの時間帯に対応する経絡は、その時間に活発になります。(例:朝9時~11時には、脾経に気が集中します。)
1.子 23:00~00:59 胆嚢(胆経)
2.丑 01:00~02:59 肝臓 (肝経)
3.寅03:00~4:59 肺(肺経)
4.卯05:00~06:59 大腸(大腸経)
5.辰07:00~08:59 胃(胃経)
6.巳09:00~10:59 脾(脾経)
7.牛11:00~12:59 心臓(心経)
8.未13:00~14:59 小腸(小腸経)
9.申15:00~16:59 膀胱(膀胱経)
10.酉17:00~18:59 腎臓(腎経)
11.戌19:00~20:59 心包(心包経)
12.亥21:00~22:59 三焦(三焦経)
そして、一年も12の月から成っている。ここにもこの宇宙の法則との関わりが伺えます。
そしてタオヨガの練修に適した時間、例えば夜の23時~1時というのは、陽が生じる時間帯です。この時間帯に東を向いて練修するというのは、陽の氣を育てるという側面において効果的とされます。
この自然のリズムとともに、タオヨガの修練を通して
私たちの内に陽の氣が育っていきます。
この氣のことを、癒しのエナジーまたは光と呼ぶことができます。
内に光が育つと外界の自然宇宙のサイクルと同調していきます。
この自然界のサイクルに沿った暮らしと修練を通して、私たちの内に陽の氣~光が育つ。
タオヨガの修練が深まると、だんだんと氣の身体が育ち、自然界のエネルギーと同調しやすい体質に変化していきます。
夜の23時~1時は、陽が育っていく時。この時に、「ヨウキ」と呼ばれる
宇宙を包む虚空の領域からやってくる、最もタオに近い純粋なエナジーが人間界に近ずいてきます。
この時間帯になると、タオヨガプラクティショナーは自身の氣の身体がこのエナジーに反応して、活性化するのがわかる場合があると言います。
この時に、心を落ち着かせ、「ヨウキ」と波長を合わせることにより、深い瞑想状態に誘われ心身を浄化することが可能となります。
タオヨガアーツは、この光の波に乗っていくための術です。
それは自然宇宙のサイクルと調和を図るための心身作り。
修練が進むと天地に響く、心と身体、そのような体質へと変容が促されていきます。
内の光と外の光(自然宇宙のサイクル)を調和させて
内外の光が融合されていく。
私たちの内の気を養い
育てることにより、
陽の氣=光が生じていきます。
この氣は邪気と呼ばれる私たちの内に潜む淀んだ気やネガティブな要素を変容する性質のエナジーです。