Health can be thought of as a balance between ourselves and nature.
タオヨガでは、健康とは自然との調和がとれていることと観ます。
タオ伝統の五行論では、わたちたちと自然のサイクルとの関係の理解を深めてくれます。これらのサイクルを理解し、調和を図ると、健康と活力溢れる中で知恵を持って生活することができます。
タオヨガでは、人間を小宇宙と見なします。
自然や宇宙に見る事のできるすべての現象は、人の内部でも生じます。
自然の現象としての周期は、五行~5つのエレメントの舞いであり、陰と陽の相互作用に他なりません。人である我々の内部でも、同様の現象がおこります。
人を自然から切り離すことはできません。
自然の法則は、人の中にも働いています。
自然は、その中に私達を包み受け入れてくれています。
私達もまた、自然を敬い守るべきなのです。
五行論では、それぞれの季節は五つのエレメントに対応しています。
春 = 木
夏= 火
秋= 金
冬= 水
季節の移り目は、「土」のエレメントです。
季節は今、真冬に突入しています。
水のエレメントの時期であり、五臓は、意志の力や活力とも関わる腎臓です。
季節は最も陰が極まる時期に入りました。
静かに休息し、エネルギーを強増し、「保存する」・・ことが重要なキーワードになります。
冬は休息をとり、生活を見直して、人生の方向を見定め、新しい年に向けての計画をじっくりと立てるのに良い時期です。
今はよく休み、私達の内側を養う時です。自然のリズムに身をまかせ、気を蓄えて、春の頃に現れ始める生命力を秘めている真気を集め、内的な力を養っていきましょう。
冬は、私たちが休息し、春に向けて核のエネルギーを高め養うことのできる内部深くに、目を向けるよう仕向けてくれます。
身体をあたたかく保つことは大切です。
根菜や穀物、温かいスープなど、からだをあたためてくれる滋養ある食べ物をとるようにしましょう。
夜は早目に床に着き、朝は太陽が空へ昇った後に起床しましょう。
冬の朝、太陽の光の中で、エクササイズするのもとてもよいです。
ただし、冬は汗をかかぬよう運動のし過ぎのないように。
静かに座し、瞑想をすることも冬に氣を養うのにとてもよいです。
夜、休む前に静かに座り、心を落ち着かせ、呼吸を調えて内的な気を養いましょう。。